地震・台風災害対策100選/震災や水害時の準備・備蓄・避難情報まとめ

外出中に突然の地震!
身の安全を確保するのが第一

 外出中に地震が発生した場合

地震はいつどのタイミングで発生するか予測できません。
外出時に突然グラグラッと来たら、その状況に応じた対応を即座に取りましょう。

東京の光景

 54:屋外で地震が発生した場合

大きな揺れを感じたらすぐに建物や塀、樹木、自動販売機などから遠ざかり、公園などの広い場所へ移動します。
頭上に看板や割れたガラス片が落ちてくることもありますので、バッグなどで頭部を保護しながら移動しましょう。また、垂れ下がった電線には絶対触れないように。

公園
▲公園や広場に逃げ込もう

 55:店内やオフィスで地震が発生した場合

店内では陳列棚が倒れたり、商品が落下します。棚から離れ、なるべく太い柱のそばに身を置きましょう
避難時はエレベータ使用厳禁。階段で避難します。

オフィスの場合はデスク下に潜ります。ロッカーや書架のそばには行かないようにしましょう。避難時はやはりエレベータではなく階段を使用します。

スーパーの店内
▲棚から商品がなだれ落ちて来るかも

 56:地下街や駅で地震が発生した場合

地下街は比較的安全とされていますが、天井の照明や吊り下げ看板が落下することもあります。壁際の太い柱のそばに寄って地震が治まるのを待ちます。
停電時も非常灯が点灯しますが、万が一暗闇になった場合も慌てずに壁伝いに進みましょう。

駅では天井の照明や吊り下げ看板の落下のほかに、天井自体が崩れるおそれもあります。太い柱に捕まるようにし、なおかつプラットホームから転落しないようにします。

駅

 57:運転時に地震が発生した場合

車を運転中に地震が発生したとき、 特に高速走行時は急にハンドルを取られる感覚に陥り、車体が左右に揺れます。
運転中に地震の揺れを感じても急ブレーキを踏んではいけません。ゆっくり減速しながら路肩に寄せていきます。

停車する場所のすぐ横に街路樹や電柱、標識柱がないことを確認してから停車します。地震で倒れて直撃されては大きなダメージになりますし、命も落としかねません。
エンジンは止めましょう。他の車両や緊急車両の通行の妨げにならない停車場所を選ぶことが大切です。

大通り

続いてエンジンを止めたままでカーラジオなどで情報を収拾します。海の近くである場合は津波に備えてすぐに高台へ避難します。
車を置いて避難する場合は、窓は閉め、キーはつけっぱなしにして、貴重品は携帯して車から去ります。キーをつけっぱなしにするのは、車が緊急車両などの通行の邪魔だと判断されたときにすぐ移動できるようにするためです。

海沿いで地震が発生した場合