忘れがちな食糧と調理器具
なくてもまあなんとかなるものの、あったほうが断然いい食糧というものもあります。 どれも普段使いできるものですから、ぜひ備蓄しておき、古くなったものは順次消費をしていきましょう。
またいくら食材があっても、電気もガスも通っていない状態では調理できません。 特に冬場はあったかい食べ物を食べられるのと、食べられないのとでは大違いです。食材を温める器具も忘れず備蓄しておきましょう。
24:あると気持ちが潤う食糧
なにはなくとも調味料です。なによりあればありがたいのが塩。味付けには欠かせません。また、しょうゆやマヨネーズもあればなおGOOD。
気持ちの潤いという意味で備蓄しておきたいものは甘いもの。糖分は疲労回復に役立ちますし、なにより気分も紛れます。夏季は溶けてしまうおそれがあるので、保存場所に注意した上で、氷砂糖とハチミツを備蓄。冬季はキャンディやチョコレートも加えましょう。
粉末のスープは寒い日にいただくと胃が温まります。インスタントの味噌汁も良いですね。
また好みの飲料もストックを。熱湯でなくても溶けてくれる粉末のものがおすすめです。スキムミルクだとカルシウムも摂取できます。
簡便さで言えばシリアルもGOOD。なにより火も水も使わずにそのまま食べられるのが長所です。
カップ麺・フリーズドライ食品もお忘れなく。お湯を入れると食べられる・もどる食品も便利です。乾燥わかめなどもミネラル摂取に有効。
被災時に不足するミネラルの補給には野菜ジュースを。長期保存ができるものをチョイスしましょう。
インスタント食品のオススメアイテム
25:調理機材も忘れずに
湯沸かし煮炊きに欠かせないカセットコンロとカセットボンベ。カセットコンロは家にあるけれど、ボンベは予備を置いていないという人、多くないですか? 予備のボンベを備蓄しておきましょう。当然ですが保管は火気厳禁・直射日光厳禁です。
キャンプ用の金属製の鍋、食器、 紙皿、深い紙皿、割り箸、ラップも準備しておきましょう。ラップは皿に巻いて使えば皿を洗う手間と水の消費をなくしてくれます。
盲点なのが冷蔵庫です。停電で冷蔵庫は使えなくなります。地震が発生して停電したら食材の腐敗を防ぐため、冷蔵庫・冷凍庫の食材をクーラーバッグに移し、その食材から優先に食べましょう。