地震・台風災害対策100選/震災や水害時の準備・備蓄・避難情報まとめ

外出先で大地震が起きても
困らないために…

 いつでも持ち歩くべきもの

台風はじわじわとやって来るものですが、地震はそうも行きません。仕事、レジャーや買い物で外出している時に突如襲ってくるおそれも多々。例えば都心で被災した場合、電車がストップして帰宅難民になることもあります。
そんな時に慌てず済むよう、外出時にいつでも持ち歩いておくべきものをまとめました。

都心の風景

 5:まずは情報機器

災害の規模や地域、公共交通機関の不通や遅延をはじめ、家族や近親者、知人の安否確認のために欠かせないスマホや携帯電話。
これは別に意識せずとも普段から必ず持ち歩いているものです。ただ先述したとおり、予備のバッテリーや充電器もバッグに入れておきましょう。

とはいえ、そうでなくても充電の減りが早いスマホで情報の収集伝達を何もかもこなすのには無理があります。
そこで安否確認などは携帯電話やスマホで行うとして、情報の入手に関しては小型のラジオを活用する、というように役割を分散させて電池切れのリスクを減らすのも必要でしょう。

携帯ラジオ
▲画像引用:ソニーマーケティング株式会社
(http://www.sony.jp/radio/)

 小型ラジオのオススメアイテム


 6:視力の確保は最優先事項

突然の地震により即時の帰宅が困難になった場合や、地震により身体の動きが制限されることも考えて、次のようなものも完備しておきます。

まずは視力の確保です。
視力の良い人には無縁な話ですが、目が悪い人にとってメガネやコンタクトレンズは必需品。必ず予備のメガネをひとつバッグに入れておきます。

今かけているメガネが、地震の際の衝撃や倒れてくる物などで壊れてしまうかもしれません。すると、予備がなければもう何も見えないということになります。普段の何もない整備された状況の道ですら近視状態では危険な上に、地震で落下物や倒れた看板などが散乱し、地面も凹凸が発生しているかもしれません。
そんなときのための予備メガネです。

コンタクトレンズ使用者であっても、すぐに帰宅できずレンズの交換もままならない場合、連続装用せずにメガネに切り替えれば目に負担がかかりません。

メガネ

 7:呼吸器の保護と健康の維持

大地震が発生して建物が倒壊すると、撒き上がるのが粉塵です。砂埃が舞う中を何時間も歩いて帰宅しなければならない、とも限りません。
粉塵で喉をやられてしまわないためにも、マスクをバッグに忍ばせておきます。

また、すぐに家に帰ることができない場合も想定し、普段飲んでいる薬もピルケースなどに入れて携帯を。
女性の場合は生理用品もあると良いでしょう。

マスク

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 8:長距離歩くことを視野に入れる

会社のロッカーには歩きやすく履き慣れたウォーキングシューズを一足保管しておきましょう。公共交通機関が止まってしまった場合、歩いて帰宅するときのためです。
新品のほうがいいだろうと思いがちですが、履いたことのない靴を履いて何kmも何十kmも歩いて靴ずれを起こしてしまっては意味がありません。

また、停電した夜道は当然真っ暗。まして倒壊した障害物や道路の凸凹もあるため、何の灯りも持たずに行動することはできません。そこで、LEDの小型ライトもバッグに入れておきましょう。

冬の場合、歩いているとそれなりに身体は温まりますが、休憩時やじっとしている時は当然寒さに耐えねばなりません。使い捨てカイロもあると良いでしょう。

LED小型ライト
▲LED小型ライト
画像引用:RINKY DINK(http://www.rinkydink.jp/)

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