地震・台風災害対策100選/震災や水害時の準備・備蓄・避難情報まとめ

台風が迫っているときに
守るべきこと

 台風接近中の対策

平均して年間に26個も発生する台風。日本に上陸する数は多くはありませんが、ひとつ上陸するだけで甚大な被害が出ることもしばしばです。天気予報をしっかりチェックしつつ、心がけておきたい対策を実践して身の安全を図りましょう。

土砂災害
▲平成23年(2011年)台風第12号による被害
(画像引用:財団法人消防科学総合センター)

 86:まずは何より情報入手

台風に接近に伴って次第に強くなる雨と風。台風の進路によっては、大きな被害を生みだすことになるかもしれません。
当たり前のことですが、天気予報は適宜チェックしましょう。台風情報は刻々と変化します。進路はもちろん、強さ、雨量の最新情報を把握しておきます。

そして停電になるおそれを考えて、ラジオを手の届く位置にセット。いざ使おうとして電池切れだと何の価値もありませんので、予備の電池も購入しておきます。

ラジオ
▲ラジオの電池チェックを
(画像引用:エスケイネット株式会社)

また台風の特徴として、いわゆる台風の目よりも東側(右側)のエリアは、台風自身の風と台風を押し動かそうとする風が重なるため、風の勢いが強くなります。
台風情報で進路予想をチェックする際は、進路の東側にあたるかどうかも確認しておきましょう。

 小型ラジオのオススメアイテム

 87:浸水危険箇所には近づかない

君子危うきに近寄らず。予め近所の浸水危険箇所を調べておき、台風接近中は近付かないようにします。家の近隣だけでなく、通勤や通学途上にある箇所も確認しておきましょう。

特に鉄道線路などをくぐるアンダーパスは冠水しやすいもの。自動車で冠水した路面に突っ込むと、エンジンやマフラーに水が入って立ち往生してしまうおそれがあります。
歩行者用の地下道も同様に冠水しやすいので、近寄らないように。

地下道   

同様に自宅であっても、地下室や半地下の部屋では滞在しないようにしましょう。流入する水の水圧で外へ通じるドアが開かなくなり、閉じ込められるおそれがあります。

 88:外出はNG

既にお住まいのエリアが風速15km/h以上の強風域に入っている場合は、外出を控えます。屋外での作業は中断し、家の中で過ごしましょう。
よくある用水路の様子を見に行って濁流に流されるというパターン。危険性をさんざん指摘されているに関わらず、毎年被害者が出ています。これは溢れた水で水路と道の区別が視認できなくなることが原因。台風接近中は用水路や河川には近付かないことの徹底をしましょう。

同様に海辺にも注意を。波打ち際や防波堤など海岸周りでは、高潮の恐れがあります。サーフィンや釣りなんてもってのほかです。

氾濫する水路

川や海に限らず、車での外出も危険です。20㎜/h以上の土砂降りの降水量だと車のワイパーは視界を確保する役目を放棄してしまいます。さらに路面に水膜ができることでブレーキが効かなくなるハイドロプレーニング現象が起きやすくなり、非常に危険になります。

 89:指示が出たらすぐ避難

台風が過ぎ去るまではじっと家でおとなしく、これが鉄則です。場合によっては停電することもあるでしょう。電気さえ通じていればTVを見たり音楽を聞いたりして気を紛らわせることができますが、停電となるとそうもいきません。まして小さな子供は不安でいっぱいになります。

子供の気をほぐすために、停電時でも使えるポータブルDVDとソフトや、子供のお気に入りのおもちゃを準備しておきましょう。

停電になると当然ですがマンションのエレベータも停止してしまいます。強風域に入っているときはなるべく、暴風域ならば絶対にエレベータを使用しないようにします。

エレベータ   

市町村から避難勧告や避難指示があった場合は、すぐに動けるように非常用持ち出し袋を玄関に準備しておきます。避難勧告が出ていなくとも、がけ地や傾斜地・山間部・河川敷近くなどは突発的に災害が起きることもありますので、危険を察知したら自発的に避難します。

 90:避難時の注意

いざ避難!となった場合、火の元、ガスの元栓を必ずチェックの上、電気のブレーカーは落としてから、戸締まりを確認して避難を開始。
避難時はエレベータを使わず、面倒でも徒歩で階段を降ります。
また地下にいる場合も地上から水が流入し、その勢いによっては脱出が困難になるおそれもあります。早めに地上へ、そして2階以上の建物に避難するようにしましょう。

また浸水時の避難は足元を捕られてしまいます。特にひざ上まで水が来ると、もう歩けません。まして冠水時の道路ではマンホールや側溝の蓋が浮いて外れてしまい、そこへ知らずに転落する事故もあるので要注意です。傘などで地面を探りながら歩みを進めるなどの手段をとりましょう。

ガスコンロ
▲火の元をきっちり確認してから避難を   
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